植物性乳酸菌

乳酸菌というと便秘解消になる、ダイエットサポートとなる、肌の健康にもいい、最近はインフルエンザ予防やアレルギー疾患への効果など、様々な力、働きが判明しています。
広告などからこうした素晴らしい効果を知り、食生活に活かしている方も多いでしょう。

この乳酸菌、実は植物性と動物柄師があるということは御存じでしょうか。
動物性は牛乳から採取される乳酸菌です。
植物性は植物由来のものです。
動物性の代表選手というとヨーグルト、チーズなどがあります。
植物性の乳酸菌は、ぬか漬け、キムチなどの漬物などに多く含まれていて、ドイツの家庭料理として有名なサワークラウトなどにも豊富に含まれています。

動物性乳酸菌の場合はほかの微生物と共存するということはなく単独です。
微生物との共存はできず、食塩に影響され、塩が強い状態では死滅してしまいます。
でも植物性の場合、ほかの微生物とも共存でき、しかも食塩に影響することなく高濃度の食塩の中でも生息できるという特徴を持っています。

生きて腸内まで届き、生存しながら乳酸菌としての働きをしていく必要があるため、植物性乳酸菌は、より効果が期待できる乳酸菌と言えるのです。
腸内細菌のバランスを改善し、体の防御機能をより高くするために、植物性乳酸菌を生活に活かしていきましょう。