書籍

乳酸菌とおなかの調子

乳酸菌などの善玉菌を継続的に摂取することは、体の抵抗力、免疫力をアップし、便秘を予防してくれます。
腸内環境がよくなり便通もよく、気持ちのいい排便ができるはずです。
また善玉菌はコレステロールを減少させ、ビタミンB群の合成を活発にしてくれますので、おなかの調子がとてもよくなります。

腸内に悪玉菌が多いと、有害物質や菌類による毒素が生成され、免疫力や抵抗力が減少します。
またこの有害物質が血液の流れによって細胞の新陳代謝を抑制していまうと、肌にも悪影響を及ぼし、肌荒れなどのトラブルを起こします。
新陳代謝が下がり腸の蠕動運動も阻害されてしまうため、便秘になりやすい体になってしまいます。

乳酸菌を継続的に体内に摂取することで、腸の蠕動運動が活発になり便秘が解消され、目腸内の病原菌による感染や発がん物質の生成を抑制してくれます。
ただ乳酸菌は1週間程度で働きを失ってしまうため、毎日継続的に摂取することが求められます

おなかの調子が悪く、病院へ行ってもこれといって腸に病気がない、という場合、悪玉菌が幅を利かせている可能性があります。
毎日のおなかの調子を整えるためにも、乳酸菌の摂取はとても重要なことなのです。
特に免疫力が低下しているご高齢者、抵抗力のない幼児には積極的に摂取させましょう。

MENU