書籍

乳酸菌配合のお酒

乳酸菌はインフルエンザ予防になったり、腸内環境を整えるなど人の健康にいい効果を発揮してくれるということは皆さんご承知のことでしょう。
また乳酸菌を摂取しても、お酒を飲むとそのアルコールによってその効果が失われるということもよく聞きます。
これは本当なのでしょうか。

乳酸菌の力がアルコールの摂取によって失われてしまうというのは、間違いです。
毎日大量のお酒を飲むというのは、胃にも腸にも、また肝臓などにも大きな負担となりますので、乳酸菌と関係なく、いいことではありません。
でも、お酒が乳酸菌の効果を抑制してしまうということはありません。

多分、アルコールは昔、傷口の消毒などに利用されることも多かったため、その殺菌という言葉が乳酸菌への影響を連想させてしまうのでしょう。
ただ、大量にアルコールを摂取してしまった場合、内臓への悪影響は必然ですし、継続的に大量のアルコールを摂取するということで、体内の様々な機能が鈍くなってしまうことは避けられません

もしお酒と乳酸菌の関係が気になるという方は、お酒を飲むときに摂取するということではなく、例えば翌日、朝食事の際にヨーグルトなどを摂取すればいいでしょう。
お酒との関係よりも、健康のために利用したいのなら、腸内まで生きて届く乳酸菌を摂取するということです。


MENU